安定して楽器の良い音色を奏でるためには?電力を使用しないで長期間調湿を行います。
“呼吸”する特殊な吸湿・放湿材が、楽器にとって問題となる過湿や過乾燥を防ぎます。
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なぜ調湿が必要なのでしょうか?
管楽器は演奏で吹いた息が楽器内で冷やされて結露し、水滴が楽器内に溜まります。そこで、清掃布などを使って内部をクリーニングすることが必要です。
しかし、目に見える水滴を拭き取るだけでは充分ではありません。トーンホールやキー内側タンポが含んでいる水分までは完全に除去できてはいないのです。
湿度が高い状態は目に見えないので、その状態でケースに収納することで、水分は楽器内部にとどまってしまいます。
その水分によってキーの動きが鈍くなったり、クリアな音が出にくくなったりしてしまいます。
逆に、冬の乾燥している時期は問題無いのでしょうか。 リードなど、特に湿度に敏感なものはもとより、木管楽器本体、弦楽器なども、乾燥し過ぎはよくありません。
過乾燥によって、良い音が出にくくなるどころか、楽器そのものに取り返しのつかない不具合が発生してしまう事があります。
乾きすぎても湿りすぎても、良い音色の妨げになりますが、 適切なサイズのG-ブレスを使うことで、適度な湿度を保つことができます。
設置例
加湿したいが結露が心配、という悩みはありませんか?
調湿シート『G-ブレス』の有無が、湿度の変化にどのように影響するのか実験しました。
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箱の内側に貼り付けて使用することも可能
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薄い構造のため、タンポ部分に挟んで使用することも可能
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結露が気になる木管楽器にも威力を発揮
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リードケースでの使用例
仕様
調湿シート「G-ブレス」は、薄く軽いシート状のため、わずかなスペースや曲面などにも簡単に設置可能です。楽器やケースの容積に合わせ、名刺サイズ、はがきの2種類のサイズをご用意しています。
調湿シート「G-ブレス」本体
サイズラインナップ
品目 | 使用枚数(目安)※ |
---|---|
G-ブレス 楽器用 はがきサイズ |
クラリネットケース:1枚 アルトサックスケース:2枚 |
G-ブレス 楽器用 名刺サイズ | リードケース:1枚 |