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高反射遮熱塗料 サーフクールS-Ⅱ・サーフクールR

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内部機器の熱暴走防止、ヒートアイランド対策に。遮熱塗料 サーフクール

「サーフクールS-Ⅱ・サーフクールR」は、太陽光の近赤外線(熱線)を効率良く反射させる特殊な顔料を使った、遮熱(日射緩和)塗料です。
このたび、金属素地向けの高反射(遮熱)塗料「サーフクールS」を、「サーフクールS-Ⅱ」としてリニューアルしました。遮熱性能はそのままに、耐久性と指触乾燥速度(タックフリー)が向上し、ご利用いただきやすくなりました。

コンクリート製の屋根や、金属キャビネットなどに塗装することで、内部の温度上昇を抑えることができます。内部機器の熱暴走防止、空調機の電力削減など、内部環境向上とコスト削減に貢献します。歩道や駐車場に塗装すれば、歩行者の暑熱感軽減や、ヒートアイランド対策につながります。

2024年8月30日
書籍 『塗工液の調製、安定化とコーティング技術』 (別ウインドウ表示) に、執筆記事 「高日射反射率(遮熱)塗料の特性と応用事例」 が掲載されました。

外部からの熱を遮断し、内部からの熱は逃がす。
高反射遮熱塗料「サーフクール」シリーズ

遮熱塗料のしくみ

サーフクールシリーズは、近赤外線領域の光を一般の塗料に比べ高い効率で反射して、塗面や構造物内の温度上昇が抑制される機能を持った塗装仕様です。
熱対策のための塗料としては、ほかにも断熱塗料があります。断熱塗料は熱の伝導を抑える性能を持つため、構造物内機器類から発する熱を外部に逃がすことができず、内部に熱が溜まるため、内部発熱が多く空調設備の無い構造物の熱対策には不向きです。一方、遮熱塗料は内部からの放熱を遮ることがないため熱がこもりません。このように、遮熱と断熱をうまく使い分けることが重要です。「サーフクールS-Ⅱ」には断熱仕様もありますので、お客様の状況に合わせた最適な塗装仕様をご提案をいたします。

図:遮熱塗料を塗ることで熱を反射し、非塗物の温度上昇を抑制します。

特徴と比較

特徴
主な用途
金属BOX、屋根など
アスファルト、コンクリートなど
有り
無し
樹脂系
アクリルシリコン系樹脂(2液型)
アクリルエマルジョン系樹脂(1液型)
溶剤
弱溶剤
水系 (有機溶剤無し)
色相
15色
13色
施工
ローラ、刷毛、スプレー
ローラ、刷毛、スプレー
塗装面積
約62m2(15kg缶)
約18m2(15kg缶)
作業性に優れる
はけ塗り、ローラー塗りが出来、施工が簡単です。
スプレー塗りも出来ます。
耐久性に優れる
耐水性、耐候性に優れています。
 

遮熱特性 

 

遮熱特性
図 太陽光の波長と、高反射(遮熱)塗料による分光反射率

太陽光に含まれる近赤外線(波長:780~2500nm)は、最も物質に吸収されやすく、物質の分子運動に作用し、その結果熱が発生します。
高反射(遮熱)塗料は、近赤外線を高い効率で反射し、塗膜面の発熱を抑えます。

 

金属BOXの温度上昇対策、および、内部機器発熱の放熱対策を検討したい: サーフクールS-Ⅱの詳細へ→

歩道やコンクリートのヒートアイランド対策を検討したい: サーフクールRの詳細へ→

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