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超はっ水材料HIRECに関するFAQ

超はっ水材料HIRECに関してよくお問合せいただく内容をFAQとしてご紹介いたします。
 
超撥水材料 HIREC®
超撥水材料 HIREC®
Q1:HIRECは透明ですか?
A:素材としてある種のテフロン粉末を使用しています。テフロンは結晶高分子ですので透明ではありません。従ってHIRECは基本的に不透明です。
 
Q2:透明なものは原理的に難しいのでしょうか?
A:はっ水材料は、表面に凹凸をつける技術です。透明なガラスの表面を荒れさせますと磨りガラスになり、直線的には光線を透過しません。この表面の凹凸の程度を光の波長以下にしますと透明になりますが、塗装技術でこのようなナノテクの構造を実現することはできません。
 ただし、試みとして透明に近い試作品があります。性能的に満足のいくものではありませんが、場合によりましては塗装したガラスという形でのご提供はできる場合がありますのでご相談ください。
 
Q3:塗装は簡単にできますか?
A:この塗料は機能を出すことが重要です。一般的な塗装技術を使ってこの表面状態を実現するのですが、まずは塗装技術をお持ちであることが原則になります。場合に依りましては有償で技術をお教えいたします。2度目からは、ここでの注意事項を守っていただければ十分性能を出すことが可能です。
 
Q4:色をつけることはできますか?
A:大抵の色は、調色という作業によって着色してご提供できます。ただし、淡彩色が主体となります。濃い色の場合はご相談ください。その場合、日本塗料工業会からだされている色カードの記号をご連絡いただくか、マンセル値をご連絡ください。
 調色の作業が加わりますので、納期には余裕をもってご注文ください。
 また、仕上がりについては、上記に記しましたように表面に凹凸を形成いたします。そのために、白っぽく見える仕上がりになります。この点をご注意ください。
 標準色として、常時用意している色は白になります。
 
Q5:油に対しては効果はありますか?
A:基本的にはないとお考えください。はっ水とはつ油とは相反する材料特性です。
 
Q6:寿命はどのくらいでしょうか?
A:汚れ対策品(HIREC100)は、基本的には3年の寿命があるように材料設計をおこなっていますが、紫外線を用いて汚れをとるので、紫外線の強い場所では3年という寿命はないとお考え下さい。
 汚れ対策品ではないもの(HIREC450等)は、使用する環境に依存いたします。
 
Q7:塗装できる基板材料にはどのようなものがありますか?
A:超はっ水材料は、原理的に接着力が小さいので、プライマで補強いたします。通常使用されているエポキシ、あるいはウレタン塗料を専用下塗り塗料として塗装をいたします。従ってこの一般的な下塗り塗装ができればHIRECを塗装できるということになります。
 一般的に塗装し難い材料として、アルミ、ステンレス、ポリプロピレンなどがありますが、これらは、通常の塗装システムに加えてウォッシュポリマーを使用して塗装できるようにいたします。
 
Q8:屋根に塗りたいのですが、適していますか?
A:この超はっ水材料というものは、滑りをよくするという性能ですので、雪を落とす作用を持っているわけではありません。このような性質から、屋根に塗ると屋根が非常に滑りやすくなりますので、現在は、屋根への塗装は禁止とさせて頂いております。
 
Q9:アンテナに塗りたいのですが、適していますか?
A:パラボラアンテナにつきましては、雪対策のみならず雨対策としても非常に有効です。
  当初、はっ水塗装をしても見かけ上、僅かに雪が付着してしまい、従来のヒーター付きアンテナでは全く雪がつかないことから余りいい適用ジャンルではないと考えていました。ところが、受信感度の測定をしたところ、超はっ水材料を塗布したものでは雪の少量の付着状態でも受信レベルが変化しないのに、融雪機能をもったアンテナでは著しい信号劣化が観測されました。その結果、受信感度は雪の付着事態が問題なのではなく、雪が付着する際に接着剤として機能する界面の水であることが分かりました。融雪装置の場合は溶けた結果発生する水膜が信号劣化を招いているということは、この仕組みはむしろ悪影響に繋がると言うことになります。
 超はっ水材料は、雪対策のみならず雨対策としても有効であり、最近では、タイでのスコール時の映像劣化の観測にも利用され、実証されております。
 
Q10:標識や看板には、適していますか?
A:透明ではありませんので、標識、看板の表示面に塗装することはできません。これら構造物の上面に着雪、着氷するということでしたら塗装による効果は発揮できると思います。
 
Q11:塗装の時期はいつ頃がいいのでしょうか?
A:一般に塗装は、10度以下の環境では実施しません。この制約は一般塗料と同等です。特に下塗り塗料は2液混合して化学反応を起こさせますので反応の進行のために温度が必要になります。
 
 

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