光スイッチの導入事例
NTT-ATの光スイッチユニットは通算約数千台を出荷、数万ポート以上の光ファイバ通信設備を収容し、通信キャリア、ISP事業者等の事業活動をサポートしています。
インターネット相互接続(IX)サービス事業者様に、インテリジェント光スイッチユニットの導入検討から、開発と運用に至る経緯と具体的な効果や今後の展開を伺いました。
(2015年2月)
(2015年2月)
光スイッチの適用例
光スイッチユニットの代表的な適用例をご紹介します。
- IXサービスのL2スイッチの冗長
- インターネットアクセス回線との相互接続点の冗長
- ISPのトランジット接続サービスの冗長
- 集約ルータの冗長
- DC間接続のリングアグリゲーション(LAG)冗長
- 遠隔ロケ間の伝送路の冗長
- ハイレイヤアプライアンスのバイパス冗長
- ヒューマンエラーの低減
IXサービスのL2スイッチの冗長
ユーザと接続するシングル回線を障害時の光信号の透過性を確保しながら冗長出来ます。多くの回線が集約される重要な箇所で信頼性を向上させます。
インターネットアクセス回線との相互接続点の冗長
ISPの
- クラウドサービス
- インターネット接続サービス
- インターネットVPNサービス等に適用
ISPのトランジット接続サービスの冗長
集約ルータの冗長
ルータの冗長化、集約化が出来てさらにその状況下での障害時の影響の度合いを低減できます。
DC間接続のリングアグリゲーション(LAG)冗長
近距離DC間やフロア間のLAG接続ポートをグループでまとめて冗長出来ます。
遠隔ロケ間の伝送路の冗長
CWDM/DWDMから先の伝送路を冗長化。スタンドアロンでNSWを用いることで2経路のキャリアダイバシティを実現出来ます。
1+Nの冗長構成例
現用N本の伝送路に対し1本の予備伝送路を共有出来ます。
ハイレイヤアプライアンスのバイパス冗長
接続するアプライアンス(帯域制御装置、F/W等)に障害が発生した場合に、アプライアンスを瞬時に切り離してネットワーク全体への影響を最小限に留めます。
ヒューマンエラーの低減 (冗長以外のメリット)
機器更改やメンテナンス時のヒューマンエラーを低減します。
複数ポートでLAGを組んでいる場合等ポート数が多い場合に間違い無く作業をすることが出来ます。