[デモンストレーション1] 茶こしで水が汲めます。
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茶こしに超撥水材料を塗装した後、茶こしに水を流し込むと、水が茶こしに残っているのが分かると思います。
[デモンストレーション2] 油と水を簡単に分離できます。
超撥水材料を塗布した茶漉しに、油が上、水が 下に分離している油水液を流し込むと、初めに、油が注がれて、茶漉しを通り抜けます。
その後、水が注がれると、水は茶漉しに残るのが分かると思います。
すなわち、油と水を簡単に分離できます。
[デモンストレーション3] 河川の水位等を簡単に判別できます。
河川の水位を木材等の水位計で図る場合、少し離れた場所からカメラで監視する方法があります。この場合、夜間でも監視できるようにするために赤外線カメラで監視するのが一般的です。
晴天時は、水温と水位計の温度が異なるために水面を容易に判別できます。
しかしながら、雨天時には、水位計が雨に濡れて水温とほぼ同じになるために水面を判別しにくくなります。その模様を下図のサーモ画像の右側のHIREC未塗装板に示します。
一方、HIRECを塗装した左側の板は、水を弾きますので、雨に濡れないために、水位計の温度と水温が異なり、水面を判別できます(赤○の中)。
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可視光画像
HIREC塗装板
HIREC塗装板
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サーモ画像
未塗装板
未塗装板
[デモンストレーション4] HIRECの絶縁性
銅線にHIRECを塗装し、水につけても水の抵抗の影響を受けない。
ガラス板に2本の銅線を貼付け、その上に「超撥水材料HIREC」を塗布し、ガラス板全体を水に浸して銅線間をメガΩ抵抗計で測定すると、 抵抗の変化はなく絶縁のまま。
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たとえば、プリント基板上にHIRECを塗布すると、結露の絶縁劣化等による障害を防止します。
※HIRECの絶縁性は1000MΩ以上です。