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超撥水材料HIRECに関するFAQ

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超撥水材料HIRECに関してよくお問合せいただく内容を、FAQとしてご紹介いたします。
 

超撥水材料 HIREC
超撥水材料 HIREC

 

Q1:HIRECには何色がありますか?

HIRECの標準色は白色ですが、HIREC100は調色品をご用意可能(有償)です。
日本塗料工業会の色番号またはマンセル値をご連絡いただければ、近似色としてご用意いたします。
ただし、含有する撥水粉末が白色であるため、白っぽく見える仕上がりになりますことにご留意ください。調色作業およびお客様でのご確認のための期間が必要となりますので、納期には余裕をもってご注文ください。

HIREC450は白色のみのご用意となります(調色不可)。

いずれのHIRECも透明ではありませんので、標識や看板など被塗装物の視認性確保が必要な用途には適しません。ご承知おきください。

Q2:寿命はどのくらいでしょうか?

A:ご利用環境が屋外の場合は、光触媒効果により塗膜表面を常に新鮮に保つ設計のHIREC100をお奨めしますが、この場合約3年間*の性能維持が期待できます。 屋内利用の場合は、HIREC450をお奨めしますが、光触媒効果はありませんので、大気中の汚れ具合等により超撥水性能の維持期間は大きく変わります。
*弊社推奨膜厚(約30μm)での期待期間です。超撥水性能の維持期間はご利用環境等により異なりますので、性能維持期間を保証するものではございません。

Q3:塗装方法は一般的な塗料と同じですか?

A:HIRECの撥水性能を引き出すためには、塗装方法に少々コツが必要です。そのため、初めてHIRECをご利用のお客様には塗装講習(有償)の受講をお願いしております。塗装講習はお客様専用ですので、日時や場所などご相談に応じて実施させていただきます。もしどうしても受講困難な場合は、ご相談ください。

Q4:HIRECを塗装できない対象物はありますか?

A:HIREC100は原理的に密着力が小さいため、通常は一層目に専用のウレタン系プライマ(HIREC下塗UP-S)で密着力を確保し、二層目にHIREC100を塗装します(場合によっては、専用のエポキシ系プライマ(HIREC下塗EP)+ウレタン系プライマ+HIREC100の三層仕様もあり)。従って、このプライマが塗装できればHIRECを塗装できるということになります。 特に、強溶剤への耐性が弱い一液型の塗装(ラッカー系塗装など)の塗装面、水系塗装や弱溶剤系塗装の塗装面、ABS、PPE、PET、 PCなどに塗装される場合は、試験片や目立たない場所でプライマ用シンナーで拭うなどし、軟化、縮み、剥離等が発生しないことをご確認いただくことをお勧めします。A4サイズ程度までの試験片を弊社にお送りいただければ、無償で塗装し、塗装の可否などをアドバイスさせていただきますので、ご利用ください。 なお、HIREC塗装面は非常に滑りやすいため、道路や屋根など人が歩く場所への塗装はご遠慮ください。

Q5:水以外にも効果はありますか?

A:基本的には水以外への効果はないとお考えください。そのため、例えば水と油を分離する用途にご利用いただくことが考えられます。

Q6:アンテナに塗りたいのですが、適していますか?

A:HIRECは、アンテナやレドームなどの電波送受信装置にも多くご利用いただいております。アンテナやレドームなどに雨や雪が降り、表面に水膜ができると、電波減衰が起きてしまいます。そこでHIRECを塗装し、水膜発生を防ぐ目的でご利用いただいております。ヒーター付きアンテナで雪を融かす方法もありますが、弊社実験では、ヒーターにより融けた雪が水膜を生成するため電波減衰を防ぐことはできないことが分かっています。 弊社での水膜による電波減衰実験結果はこちら

Q7:塗装の時期はいつ頃がいいのでしょうか?

A:HIREC100専用プライマは2液混合タイプで化学反応を進行させるため、7℃以上の外気温が必要です。HIREC100は1液タイプですが、乾燥のため5℃以上の外気温が必要です。この制約は一般塗料と同等です。

Q8:HIREC塗布後に注意すべき点はありますか?

A:塗膜の硬度がやわらかいため、塗膜に触れたり、固い物にぶつけたりすると、塗膜が剥がれてしまう場合があります。塗布物を梱包する際や、塗装物を設置する際には、梱包材や機材などが塗布面に擦れないようご注意ください。なお、塗膜が剥がれた場合の部分補修材として、スプレータイプのHIRECをご用意しております。

Q9:SDSを入手したのですが、どこに依頼したらよいですか?

A:廃棄上の注意点についてはSDSを御覧ください。ご請求いただければSDSを送付いたします。

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